稽留流産の診察を受けてから、今回の妊娠そして流産について、自分と向き合って気持ちを整理しました。
流産という結果になったことは、本当に残念でショックでしたが、この経験から学んだことも沢山ありました。
まずは【妊娠する喜びを教えてくれた】こと。
私たちのところに来てくれてから、本当に1日1日経つのがこんなにも楽しみで愛おしくなることを経験させてくれました。
無事に生まれてくることはできなかったけれど、ちゃんと私のお腹にいて一緒に過ごした時間はとても大切な時間になりました。
そして【新たな命が生まれることは本当に奇跡で当たり前ではない】ということ。
流産の診断を受けて、生を受けてこの世に生まれるということは当たり前ではなく奇跡であり、改めて命の尊さを実感しました。
今回は旅立ってしまったけれど、もしまた私のところに来てくれたとしたら、大きな愛情を持って大切に育てたいと思いました。
最後に【周りの人に感謝し大切にする】こと。
妊娠中もそうでしたが、流産の診断を受けた後も、夫をはじめ親、兄姉、上司が気遣ってくれ、温かい言葉をかけてくれました。
心の平穏が保てなくなった時も、夫は全面的にサポートして私を支えてくれました。
自分がつらい思いをしている時に、助けてくれる人の存在は本当に有り難く、今後も周りの人々に感謝し、大切にしていきたいと思いました。
流産の経験で、大切な命を失ってしまいましたが、得たものもたくさんありました。
旅立った赤ちゃんが教えてくれたことを胸に、私は今までよりも強く優しく生きていこうと決めました。
次は実際の手術の経験を記していきたいと思います。
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