【体験談】卵管造影検査を受けて感じたこと

妊娠
Healthcare medical or daily life concept : Close up stomach of young lady have a stomachache or menstruation pain sitting on a sofa.

前回の投稿で、妊活を再開するにあたって準備することを書きましたが、今日はその中でも最も大変だった卵管造影検査を受けて感じたことをお伝えしたいと思います。

【検査の順序】

①子宮内にチューブを固定

②粘性度の高い造影剤を注入 

③X線で造影剤が子宮~卵管~お腹の中まで拡がる様子を観察

④翌日造影剤が卵管内に滞留していないかをチェック

【検査当日】

私は検査内容は簡単に医師から説明を受けていたものの、具体的に自分で調べたりせずに当日検査に挑みました。

しかし、実際受けてみて『想像の何十倍も痛かった…』というのが正直なところです。

痛みが出るのは、①子宮内にチューブを固定する時と②粘性度の高い造影剤を注入する時です。

まず①子宮内にチューブを固定するのは、実際の作業は目で見ていないので分からないですが、医師の説明だと子宮の入り口でチューブを固定し、中で風船を膨らませて中に液体を入れていったようです。

チューブを固定した際もかなり違和感があり下腹部に鈍い痛みを感じたのですが、液体を入れた時は強い痛みで、私の場合は生理痛の痛みよりもきつかったです。

深い深呼吸を何度もして、何とか耐えることができました。

そして①が終わると、次は②粘性度の高い造影剤を入れて、その後レントゲンを撮っていくのですが、この造影剤を入れていく過程が、本当に激痛で「ゔっ」と何度も声が出るほど辛かったです。

ただ、先生が検査中に「痛くて辛いけど検査というだけでなく、造影剤を入れることで卵管の通りがよくなり、妊娠しやすくするための治療としても意味合いもあるから頑張って」と声を掛けて下さり、本当に痛くて辛かったですが、何とか乗り切ることができました。

検査が終わって、「気分は悪くないですか?」と聞かれ、痛みで朦朧としてよく分からない状態だったので、「大丈夫です」と答えて、帰る準備をしました。

しかし検査が終わって5分後くらいに、会計をするために受付の椅子に座っていると急に気持ち悪くなって、急いでトイレに向かいました。

気持ち悪いけど吐くこともできず、だんだん目の前が白くなって来て「これは危ない」と思い、付き添いで来てくれていた夫に連絡をして、看護師さんを呼んでもらいました。

看護師さんがトイレに車椅子を持って来て下さり、車椅子に乗った次の瞬間からほとんど記憶がないので、半分気を失っていたのだと思います。

看護師さんの「顔が血の気がなくて、冷や汗がすごいね」という声は聞こえたので、眩暈や貧血のような症状だったのかもしれません。

観察室に運んでいただき、ベッドで横になり看護師さんが血圧を測って下さいました。

「上が80だから体調悪いよね」とおっしゃり、血圧がかなり低い状態になっていたようです。

ベットで横になっている間も、クラクラする感じと下腹部の痛みでしばらくは辛さが続きました。

1時間くらい横になって、ようやく少し気分が良くなったので、処方してもらっていた抗生物質を薬局で受け取ってから家に帰りました。

検査をしてから翌日くらいまでは下腹部が少し痛み、出血も若干ですが続きました。

そして翌日にまた子宮・卵管のレントゲンを撮り、検査結果を聞きました。

検査当日のレントゲンを見せていただき、卵管につまりがないこと、子宮の形が正常なこと、そして翌日のレントゲンも造影剤がきちんと散っていて問題がないことを聞き、一安心しました。

以前行ったホルモン検査・精液検査も問題なかったことを踏まえて、排卵日予想は病院に通いながら行うものの、一旦は自分たちで妊活を進めていくことにしました。

検査自体は非常に辛くて、「もう二度とやりたくない」のが正直なところです。

でも検査をしたことで自分の体の状態を知ることができ、今後の妊活の進め方も考えることができたので、受けて良かったなと思っています。

これからは自分たちのペースで少しずつ頑張っていけたらなと思います。

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