30代会社員 働き女子が年収アップのためにやった3つのこと

キャリア

30代の女性の平均年収はどれくらいかご存知ですか。

国税庁の調査によると30代前半で321万円、30代後半で313万円だそうです。

出典 令和元年分民間給与実態統計調査 国税庁

私の今の年収は約630万円で、22年度には650万を上回る見込みです。

もっと稼がれている方もいるかと思いますが、同世代の平均年収よりは高い状況です。

しかし私がずっと年収が平均より高かったかというと、そうではありません。

新卒1年目の年収は270万でしたので、20代前半の平均年収とほぼ同じです。

新卒からの年収のトレンドを見てみると、25歳・27歳・31歳で大きく年収が上がっています。

なぜ年収が上がったのか、私が年収アップのためにやってきをご紹介します。

目次

転職をする

まず年収が大きく上がったのが25歳の時ですが、これは転職したことが年収アップに繋がっています。

新卒時は金融系の営業職に就いたのですが、この時の手取り月収は10万円台。

周りの先輩に聞いても、なかなか給料は上がらないと言われました。

業務内容もノルマがきつく、「◯○円獲るまで帰って来るな。」と言われるような環境だったので、この給料で、このまま続けて行くのは私は無理だと思い、転職を決意しました。

転職した先の現在の会社では、月々の給与ベースも前の会社よりも高いですし、ボーナスも年3回出るので、転職した年は一気に年収が上がりました。

また給与とは別で会社が家賃補助を出してくれて、自己負担は1万円くらいで首都圏に住めたので、会社を選ぶ時は給与以外の福利厚生も重視して選ぶと、自由になるお金が大きく変わって来ます。

営業職を続ける

次に、営業職を続けてきたことも、年収アップし続けてきた理由の1つです。

私が就職活動をしていた10年頃前までは、総合職と一般職が選べる企業も多く、総合職として営業職に就く女性もいましたが、まだまだ少数派でした。

最初に入った金融系の会社も同期入社の女性の90%は一般職で、総合職の営業担当は残りの10%と本当に少なかったです。

総合職と一般職は給与の差があり、新卒時は2万弱程度の差でしたが、一般職はほとんど入社時から昇給がなく、30代になっても手取り10万円台だと聞きました。

やはり事務職などの一般職と営業職などの総合職では、採用時の給与はもちろん、その後の昇給や昇進できる可能性が大きく変わって来ます。

私が転職した2社目の現在の会社は、男女での職種の差はなく8割以上が営業系の仕事なのですが、続けていくと何年か毎に昇進のチャンスがあり、実際に働き始めて3年目と7年目に仕事の評価を踏まえて昇進することができ、年収を70~80万円アップさせることができました。

今は10年前よりも正社員の職種のあり方も多様になってきて、職種の男女差は少なくなって来ていると思いますが、まだまだ営業系の仕事を選ぶ女性は少ないのではないでしょうか。

もちろん営業職はノルマがあったり、業務の幅も広かったりと大変そうだと感じるかもしれません。

実際、私が新卒で入った金融系の会社では、ノルマが本当にきつく新規飛び込みなどもあり、自分が数字を作らなければその月の実績が0になってしまうので、気持ち的にも非常に辛かったです。

ただ、営業と言っても業界によって色んな形態があり、既存のお客さまだけを担当するルート営業や何もしなくてもある程度は勝手に受注が上がってきて、残りの何割かを営業の提案で数値を膨らますといった営業の方法もあるので、業界や企業によっては自分ができる営業の形もあるかもしれません。

最初から「私に営業は無理だ」と決めつけずに、自分に合う企業を探してみるのも良いと思います。

また営業だけでなく、マーケティング・商品企画なども総合職として給与が高い職種なので、チャンスがあるならチャレンジしてみるのも良いですが、経験・実績が考慮されることも多いので、まずは営業職で頑張ってその会社で結果を残し、自分のやりたい職種を目指すのも1つです。

私も今の会社で6年間営業職を頑張り続けたことで、マーケティング系の仕事に挑戦してみないかと打診があり、以前から経験してみたかった職種だったので、挑戦することを決めました。

挙手制研修・プロジェクトに参加する

研修のあり方は会社によってそれぞれだと思いますが、もし挙手制の研修やプロジェクトがあるなら参加してみることをオススメします。

その理由は、まず1つ目は無料で自分の知識・スキルを上げることができるからです。

例えば、語学や専門スキルなどを学ぶe-ラーニングは、自分で受講しようと思うと数万円〜数十万円かかることもあります。

しかし、会社からの募集だとそれを無料で受講することができ、自分自身のスキルを上げることで、結果的に実務での仕事のスピードが上がったりと業務内容がレベルアップすることで、評価に繋がることもあります。

また業績評価のタイミングで同じくらいの評価の人が複数人いた時に、自主的に研修などに参加している人といない人では、手を挙げた人の方を評価するということも実際に私の上司が言っているのを聞いたこともあります。

通常の業務が忙しい中で、なかなかプラスで研修などを受けることは大変ですが、今はオンラインなどで、自分の好きなタイミングや隙間時間で受講できるものもあるので、チャンスがある場合は、是非挑戦してみるのも良いと思います。

以上、私が年収アップのためにやってきたこと3つをご紹介しました。

あくまで私の体験談なので、これをやれば必ず年収アップに繋がるわけではないですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

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